選挙。日本人はどれくらい投票に行くのか
選挙になると必ず、若者の政治への関心や投票率の低さが話題になります。
投票率が低いのは10代や209代だけではないのに・・・。
令和4年7月10日に参議院選挙が行われました。
直前に痛ましい事件があり、いつもの選挙とは違う雰囲気があったかもしれません。
選挙になると必ず話題になるのが投票率です。
今回の選挙の投票率は52.16%で、前回の参議院選の48.80%に比べると少し上がっていますが、平成元年から参議院選は今回で12回目ですが、3番目の低さです。
平成元年の選挙から投票率の推移を見てみましょう。
参議院選挙の方が衆議院選挙より投票率は低いです。
また、年によってかなりバラツキがあります。
さらに、投票率は下降傾向にあります。
この理由は別の回で考えてみましょう。
今回は、どれくらいの人たちが投票に行くのかというテーマで数字を見てみます。
この投票率を年代別に見てみましょう。
よく言われるのは「若い人たちの投票率が低い」とか「若い人は政治への関心が薄い」とかいう批判的なことです。
若い人って。たぶん10代、20代の人たちのことですよね。
確かに、このグラフを見ると20代が一番低くて、10代がその次に低いことが分かります。
でも、もっとよく見ると、30代、40代の人たちも50%行くか行かないか、つまり半分の人は投票に行っていませんよね。
50代、60代になってやっと60%。それでも5人いたら3人しか投票にいっていません。
なぜ投票に行くのか、あるいは行かないのかは別の回で考えてみたいと思いますが、よくテレビで、若者の政治への関心や、なぜ若者は投票に行かないのかみたいな特集をやっていますが、この状況を見て、よく若者の特集を組めると思います。
政治への関心がない、投票へ行かないのは若者の問題ではなく、日本人全体の問題です。
これは個人的な見解ですが、10代、20代に人たちは、自分の周りで起こっていることが、いちいち政治家の判断や優先順位の影響を受けていると思っていないかもしれません。
例えば、家庭の経済格差で勉強がやりやすいとかやりにくいとかいう問題は、政治家は、何とかしなければならないって口では言うけど、ここにあまり力を入れなくても選挙に影響しない、つまり若い人が投票で反乱を起こすことはないって甘く見ているから、いっこうに改善しません。
でも10代の皆さんはこんなこと考えたこともないでしょうから、投票に行っても何も変わらないって思うのは仕方ないかもしれません。
でも、人間も30年、40年生きていると、自分自身が経済格差の当事者になったり、収入が増えなくて結婚や子育てに不安を抱いたり、自分の子供の教育費用で悩んだりしますよね。
この人たちがなぜ、政治が悪いって声を上げないのか不思議です。
あるいは、政治は何も責任がないと思っているのでしょうか。
10代、20代の若者より、30代、40代のバリバリの現役世代に頑張ってもらいたいですね。
投票権は18歳からです。
未だ18歳になっていない皆様に言いたいのは、政治に興味はわかないかもしれないけど、自分の周りで起こっていることに関心を持ってもらいたいということです。
いじめの問題で、いじめがあったのに学校も教育委員会も「いじめはありませんでした」ってしらばっくれる事件がよくありますよね。
なぜ嘘をつくのか。
いじめが起こるとその人たちが怒られるからです。もし、よくいじめを見つけてくれましたって感謝されれば絶対に嘘はつきません。怒る人は誰ですか。文部科学省です。文部科学省の一番偉い人が文部科学大臣で、この人は政治家です。
皆さんの周りで起こっていること、特に大人が関係することも多くがこのように政治家につながります。
自分のためにしっかり働いてくれる政治家を選びたいですよね。
皆さんが大人になった時、周りで起こっている問題は自分のせいなのか、何か違うもののせいなのか、ちゃんと本当の原因を理解して、自分のやるべきことを考えられるようになってもらいたいです。