脳には発達する時期があります。

例えば、

運動能力に関する部分は4歳から8歳の間だけ発達します。

複雑な体の動きをこの期間に脳が覚えるのです。

この時期にたくさんの動きを覚えた人は「運動神経が良い」といわれます。

この時期には、色々なスポーツをしたり身体を使って遊んだりすることで、とにかくできるだけたくさん動きのパターンを覚え、さらに褒めてあげることで、自分はできるんだという達成感を学んでもらうことが大切です。

一方、「考える」「記憶する」「アイデアを出す」「感情をコントロールする」「判断する」「応用する」など、人間にとって重要な働きをする部分の発達は10代がピークになり、30歳くらいまで続きます。

コミュニケーション能力が高い、社会性が高い、頭が良いといわれる人は、この部分の働きが優れています。

脳のこの部分を刺激するには、速く簡単な計算をしたり、朗読をしたりするのが効果的と言われています。

また、記憶力に関係する部分の発達は13歳までで、物体の位置関係や距離感を把握する部分は4歳から11歳の間に発達が加速します。

つまり、子供の将来を考えると、

4歳から積み木、ブロック、ボール遊びを始め、

8歳までに、できるだけたくさんの種類のスポーツや遊びを経験し、

9歳になったら、学校の勉強と並行して、脳を刺激する様々な取り組みを毎日少しずつ続けていく

というように、子供の年齢に合わせて適切に脳を刺激することで、その子供の将来の人生を豊かにすることができます。

小さな子供に英才教育と称して、遊びを制限して勉強をさせるというのは、脳の発達の原理に反し、やっていることが身につかないばかりか、本来身に着けるはずの能力が欠落した大人になってしまう危険があります。

でも、これを忙しいお母さんお父さんがつきっきりで行うのでは負担が大きすぎますし、有料のサービスを利用するのも教材をたくさんそろえるのもお金がかかって大変です。

このホームページでは、お子様が一人であるいは友達を自立して行えるような動画を用意しています。